ESG対話をすることの必要性
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。
企業が持続的に成長するためには、中長期的な視点での価値創造やリスク管理が必要です。
そして企業の持続的成長のためには、ESGを考慮した企業活動が重要であるという考え方が世界的に広がりつつあります。
一方、企業のESGに考慮した活動を普及・促進させるためには、投資家の中長期的な視点による企業評価及び投資行動も重要です。
長期投資家によるESGに関する情報を考慮した投資は、ESG投資と呼ばれ、今日、その重要性が広く認められつつあります。
本事業は、企業の持続的成長に向けてESGに考慮した活動を行う企業及び投資家等における、実質的な対話を普及・促進させるためのプラットフォームを提供します。
本事業に参加することで、企業のESGに関する情報を開示・閲覧し、ESGを考慮した対話に参加することが可能です。
企業・投資家の皆様、
こんな疑問やお困りごとをおもちではないですか?
- 企業
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- ESGってなに?
- 環境情報って公開する必要があるの?
- 公開している環境情報は、閲覧されているの?
- 投資家が知りたいと思っている情報を公開したい。
- 投資家など
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- 企業のESG担当者に直接話を聞いてみたい。
- 企業側が特に見せたい情報はどれ?
- ESG観点での情報の見方を学びたい。
- 中長期的な成長が期待できる企業を
公開情報から見極めたい。
本事業は、このような皆様の課題解決を支援します!
事業に参加すると
できること
ESG対話スキル向上へ
- 国内屈指の有識者による講座の受講を通じて、ESG対話のポイントを学べます!
直接対話へ
- 企業のESG担当者と投資家の間でコミュニケーションがとれます!
情報の活用へ
- 企業が登録した環境情報を一覧で比較して確認できます!
事業内容を詳しく知りたい方はこちら
事業内容を知る参加者の声
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~サステナビリティレポートについて投資家から多くのご意見をいただくことができました~
弊社は2016年10月にESG推進部を立ち上げたばかりです。また、私自身は、同年4月にCSR推進担当に異動して参りました。以前は、新規事業立ち上げ関連の部署に在籍しておりましたので、CSR・ESG等に関する専門知識は全くない状態からのスタートでした。
ESG推進担当として従事する中、投資家等の皆様が企業のESGに関する取り組みをどのようなポイントで評価するのか、また、我々企業側は何をどのようにお伝えすれば良いのかを知りたい、と常に感じていました。そんな時、セミナーをきっかけに環境情報開示基盤整備事業を知りました。この事業は、私達の普段の疑問等を投資家等の皆様に直接お伺いするために活用できると感じました。
2016年度は、本事業のコミュニケーションツールを通じて弊社のサステナビリティレポートについて改善すべきポイントがないか約30社の投資家様に直接メッセージを送らせていただきました。結果、多くの皆様から具体的なアドバイスを頂戴しました。いただいたご意見などは幣部のみにとどまらず、代表取締役社長を含む弊社全体で共有し、今年度の企業活動に活かしています。-
企業株式会社丸井グループ ESG推進部 ESG推進担当 課長
塩田 裕子(しおた ゆうこ)様
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~本事業を企業のESG評価に活用しています~
私は、企業のESG評価は、長期投資のためのリサーチの根幹と位置づけており、投資先企業を数段深く理解するためには必須の取り組みと考えております。そのような中で、この環境情報開示基盤整備事業のことを知りました。平成26年度の参加以降、継続的に本事業に参加しております。
本事業が提供する様々なツールは、企業のESG評価にあたり有用性が高いと感じています。例えば分析支援ツールでは、複数企業での環境情報比較や、同一企業の環境情報の経年比較が可能です。また、コミュニケーションツールを通じては、担当者窓口を改めて問い合わせる必要がなく、企業の担当者に直接連絡をとることが可能です。
ESGを含む非財務に関する企業パフォーマンスは、財務パフォーマンスを支える土台であると考えます。本事業が、企業・投資家共に、ESG評価の重要性を一層認識し、取組みに活かしていくきっかけになることを期待しております。-
投資家等三井住友アセットマネジメント株式会社 企業調査グループ
スチュワードシップ推進室長 CMA、CIIA齊藤 太(さいとう ふとし)様
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~まさに目からうろこでした!~
私は弊社でIRを担当しています。IR活動に従事する中で、時価総額400億円規模の弊社が同業他社様よりも強くアピールできる点は何かと考えた際、かねてより弊社が注力していた環境というテーマに至りました。しかしながら、通常のIR活動では、環境という切り口でお話できる場面は限られており、投資家方々にアプローチするにあたり、面談に至るまでのハードルは高いという現実がありました。
そのような中で本事業に出会い、渡りに船と感じました。SRIやESG投資に取組む投資家様に直接アプローチする方法をいただけたのです。昨年度、本事業を通じてそのような投資家の方々とコミュニケーションをとらせていただきました。例えば、弊社の社会貢献活動が、弊社の環境活動理念とつながっている点を、本事業のコミュニケーションツールを通じてご説明したところ、投資家様から思いかけず好意的な反応をいただきました。事業活動やESGデータを開示するだけでなく、投資家様はそれらをつなぐ「ストーリー」にご関心をおもちなのだと気がつきました。
これはまさに目からうろこでした。何をどうアピールするべきなのか釈然としていなかった弊社のESGデータの開示において、大きな気づきを得ることができ、目下、統合報告書の改良に取り組んでいます。本年度も引き続き本事業へ参加し、投資家様よりいただいた生の声を踏まえ、弊社の情報開示について、より投資家様のニーズに合うよう改良していきたいと思います。-
企業NECキャピタルソリューション株式会社 コミュニケーション部 アシスタントマネージャー
山下 理恵 (やました りえ)様
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~ESGに関するリスクを、まずは我々に見える化してください~
ESG運用において真に有用な情報には、企業のパフォーマンスに関する細かい数字などの定量的な情報のみでは必ずしもとらえ切れない企業との対話を通じて得ることのできるESGに関するリスクや機会、あるいは自社の強み・弱みといったものを認識しているのかなど、定性的な情報も含まれるのではないかと考えています。
本事業への参加を通じ、各企業様と我々投資家が対話を通じて、お互いにESGに関するリスクを認識していることを確認し合うことができると感じています。この共通認識を踏まえ、企業様には、自社のどのような点をESGに関するリスクだと感じているのか、まずは我々に見える化していただきたいと思っています。その上で、対話を通じ、具体的なKPIとしてどのようなものを設定すれば良いのか、また当該KPIが企業価値とどう関連があるのかなど、共に考えていければ、と感じています。本事業は、このような、各企業様と投資家間の本来のエンゲージメントを育む機会を提供してくれるのではないでしょうか。-
投資家等富国生命投資顧問株式会社 株式運用部 株式運用部次長
横田 洋一 (よこた よういち)様
参加の流れ
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